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海外プチ留学 |
| 花留学を考えている方へFloraからのメッセージ 長年イギリスのスクールの仕事に携わってきていろいろなケースを見てきました。最近は休暇も長くなり海外へ気軽にプチ留学できます。きちんと計画をしていろいろ期待も膨らみさぁ出発。でももう一度見直してみて。そんなに気軽に海外留学？意外と期待はずれの時が多いんです。そんな様々な事をすこしづつお話します。 なぜ海外へ行くの？−目的をしっかり ただぶらっと行くだけ？それともお花を仕事とするための真剣留学？将来は何をしたいの？自分の目的をはっきりさせないとどこまでも中途半端に終わります。ちょっとだけフラワーアレンジメントを見てみたい。それはそれでいいですよ。私もその程度でした。 外国語のレベル よく聞かれるのはこの質問。ご自分の目的次第なのですが、あえて言うならしっかり勉強してきちんと意思を伝えられるくらいのレベルは欲しいです。文化の違いが（こりゃまた性格の違いも）あり、かなり日本人とは考え方がけたはずれにずれています。自分で意思表示が出来なければアングロサクソンの言うがまま。これって悔しくない？ 油断大敵 - 自分の事は自己責任 ヒースローについたとたんタクシーにぼったくられ、その事にすら気が付かなかった 居眠りしていて電車でスーツケースごと盗まれた 街中で襲われた 宿泊していたB＆Bでラップトップのが盗まれた ロンドンの駅でお釣りをだまされた これらは最近実際に生徒さんが被害に遭いました。もちろん防ぎようがないケースもありますが、常に冷静で落ち着いた判断をしないと大変な事になります。海外の治安は日本よりはるかに悪いのです。ブランド物のバックと靴？空港降りた直後からマークがはいリますよ。気をつけて。 ラップトップやジュエリーは絶対に目のつく所へはおかない。部屋にカギがかかっていたっていろいろな人種がいます。窓から侵入はたやすい事です。 学校の事 授業は積極参加型 どこの学校でも言える事ですが、先生の性格が大きく影響します。大陸はわりに大雑把ですよ。要点だけを説明して生徒に自由に触らせてくれます。最後にリビューがはいるのですが、その間わからない事など当然出てきますよね。その都度聞いて下さい。花選びで迷った時どうしたらいいかすぐに尋ねてみればいいのです。先生が他の生徒で忙しい場合はスタッフがサポートできます。花の道何十年のプロばかりです。利用しない手はないでしょう。何を習いたいのかはっきりさせてどんどん自分からアプローチしてください。自分のアレンジメントに対してＯＫを連発されたらどこがいい点か、あるいは何か他のコメントはないのかはっきり聞いてみてください。このくらいの積極性は欲しいですね。せっかく海外まで行って勉強するのですからモノにしなくてはね。仲良くなって沢山学んでください。突っ込んだもの勝ちです。 直接的な言い方をすると、デモンストレーションは要。意識集中が必要。直後は生徒から質問を浴びせる。花の選び方に注意はあるか？このデザインのポイントは？どんな時に使うのか？値段はどのくらい？とかなんでも説明のない部分を突っ込めばいいです。もし初心者でナイフの使い方すらわからないのでしたら、それはそれで早い段階で言うべき。日本人は自分をなかなか表現してくれない。だからどうコメントしていいかわからないのが先生たちの意見。そのうえ授業中生徒の間で日本語が飛び交っていてはなおさら理解できず、逆に取り残された気分。先生たちも結構anxiousなのよ。 昨年の長期で参加している生徒さんたちはやっと4週間目になっていろいろ意見を交わすようになりました。それでは遅すぎます！先生もかなり気をつかって日本人よりの授業ーかなり細かく指示。でもねそんなの喉元過ぎれば熱さ忘れる。すぐに自分のスタイルにもどっちゃうと思います。それぞれ授業へは積極参加してほしいです。 お国柄それとも人間性？ とにかくオーバーな表現。いまだに私にも笑えるときがあります。例えば憤慨した時は鼻のつながりがなくなっちゃったわよ。すごく魅力的なものを見つけた時は目の中にリンゴがあるとか。文化の違いですかね。軽く笑い飛ばすくらいで郷にいれば郷に従え。こちらもなにかと表現豊かにお話しできるといいですね。聞いてくれるのかなと思いかなり一生懸命話し出したりしますよ。どっぷりとブリテッシュユーモアも感じてください。 素直な気持ちで対話をしましょう 自分からオープンに対話しましょう。個人を尊重するため一人一人のデザインに先生といえども口をはさむ事はしません。でもちょっと関心を向けてくれるよう素直な気持ちでぶつかってみてください。色々伝えようとすれば先生も頑張って理解しようとします。 心の準備が出来たらさっさと出かけましょう。現地で英語のクラスに参加するのもいいです。世界中から人が集ってくるので自分を表現する事が案外すんなり身についてしまったりします。思い切り楽しく海外留学しましょう！ |
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