December 15, 2001
昨日の不調がうそのようだ。朝から快適に目がさめさっさと朝粥を食べにゆくしたくをするのである。Tomは起きない。行くぞと声をかけるとやっと起きてきた。だが支度は早いのである。 今回は新しい店の探索。いつものハヤットリージェンシー前の粥屋ではなくHankow Roadの一番奥右手の店にした。私の記憶では8年前始めてTomをHKに連れてきた時に入った店だ。魚と肉団子の粥はうまかった。地元の若物の団体やら大陸からの客(中国)が団体でひしめいていた。場所柄日本人もおおい。この店ではホットレモンティーを頼むと砂糖が別についてきた。HKではすごく甘い飲み物が氾濫している。Floraはこの甘さが苦手なのである。 店の回転は早い またしても愛犬ブラッキーのレインコートを探さなければいけない。2000年の時はヤツはまだ若く成長の最後の段階であった。彼の為に買ったコートは可愛かったのだがもう小さくて窮屈そうだ。ジジヤンから買ってくるようにと頼まれたのである。ペットショップは旺角に点在しているのを思い出した。午前中早々に行って見た。ところが、いくつもあったはずのショップがない。2年も前の事だ。ここ香港では6ヶ月で大きく店が変わるところだ。それでも2件ほど見つけたがどれも小型犬用のものばかり。友人のDavidにしかたなく電話した。彼も2年前の事なんてと言って笑い飛ばしていた。午前中は空振りであった。でもいろいろな物を発見した。熱帯魚屋の通り、昔見失ったお茶屋。もう無くなってしまったEric Chanの店の跡(太子駅すぐそばのレストラン)…こんなにくまなくこのエリアを歩いたのは18年ぶりかもしれない。 食材買出しと昼ご飯
以前からお気に入りだった海鮮の店を探した。だがもうそこには違う店があった。しかたなく同じ通りの似たようなタイプの店を覗く。雰囲気はローカルなオヤジたちだけ。女性が見当たらない。食べている昼飯セットはどれも特大。もう1時をまわっているのでここで食べる事とした。席にすわると日本語のメニューがでてきた。それをはずして隣の席のメニューを持ってきた。長く香港をご無沙汰していたためすっかりと読み方を忘れている。だがそこは食いしん坊のTomの出番であった。彼は給仕係りのおっちゃんを従え外の水槽に魚を見に入った。なんと蟹をさがしていたのである。通常魚は道路にまでせり出していたが、蟹に限っては盗難防止のためフタがしてあった。蟹2匹と他の飯(ハンパでないてんこ盛り。しかも香米。嬉〜)ギュウバラ肉の炒め物などを頼んで300HKD。これって安くない?うはうはであった!空調がきつく寒かった。上着は必須である。オヤジはやさしくとても親切。英語はまったくできないが漢字で筆談すれば問題なし!Flora認印。 ホテルに戻りDavidと逢う。再び旺角へ行こうという。彼はペットショップ通りがあるので案内すると連れて行ってくれた。すごい人である。歩くのも遅い。土曜日、日曜日はいつもより賑わう。しかし香港の経済も冷えている。人々は買い物をしないのである。世界中不況の風が吹く。ちなみに宿泊しているホテルのアメニティーセットがアップグレードされている。どこのホテルも安くレート設定してお客を呼び込もうと必死だ。セントラルのある高級ホテルは780で部屋を提供しているらしい。さてペットショップ通り、文字通りペット街であった。規模は小さめだがまあまあかな。一件目の見せで簡単なレインコートを買った。120HKD。妙に安い。 そうこうするうちに車でDavidの友人達が迎えに来てくれた。彼らはインドネシアからの移民グループだ。でも広東語、英語は流暢。ワンチャイのホテルにバリから来た友人たちを乗せそのままピークまで行った。驚いた、また新しい建物になっていた。半月型の変な格好の建物。たしかあそこに古い四角い建物の展望台があったはず。私のデータは相当古かった。 夜の晩餐 総勢13名ミニ満漢全席のようだった。ペキンダックがあるなどどだれも教えてくれない。そしてダックが出てきたころには腹がきつくてどんなに頑張っても1切れだったのである。しまった今度は頼んだメニューを見せてもらうことにしよう。もう苦しくてなにも書けないのである。写真で勘弁。 *満漢全席とは西太后が三日三晩かけて食べたという究極の中華料理だったよね。 |
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