May 17, 2002

定例香港訪問

東京は寒い朝を迎えている。気温13度。予定通り家を出発し、スムーズに成田に着いた。今回はキャリアーをANAにしてみた。10:00出発のはずが空港が込み合い30分の遅れ。香港到着後、なんとイミグレが混雑。その理由は担当員が少なかったせい。並び方も以前は好き勝手なところへ並べたかが、今はディズニーランド方式である。(一列に並ばされ、順番に空いたところへ振られる。)待ち時間40分。ラゲージにはオレンジのタグだったのだが、何の為のプライオリティーであったのだろう。一刻も早く街へ出たいのだが意味のないものとなってしまった。

おきまりの銀行
もちろんまずは手持ちの円を口座に入れに行く。そして同時に両替をすませてしまう。短い滞在中に何度も銀行へ足を運ぶのは時間の無駄である。キャッシュがなくなれば24時間街角のATMで下ろせる。さすがに金融大国である。
今回私は元気である。だが斗夢(Tom)は徹夜明けで眠いらしい。銀行で待ち合わせをしたがこない。部屋へ戻ると爆睡していた。

とにかく腹ごしらえを-五龍粥麺世家(湾仔駅A3
銀行へ行き両替後対岸の湾仔へと急ぐ。雲呑麺から始めることとした。駅からはすぐなのだが、通りの名前が書いていない。詳細な地図を持参するべきだったと思った瞬間トムのカバンからちゃんと出てきたのである。めでたく店を見つけオヤジにワンタンメンをくれと頼む。そして日本人とわかると他のメニューを持ち出し、これもおいしい、あれもうまいといろいろ薦める。徹夜明けのトムは頭が呆然、1人勘違いをしてたくさん頼んでしまったのである。本当にこんなに食うのかと私は半信半疑で見ていた。案の定ヤツは途中でギブアップ。だが店の人は持って帰れとドギーバッグにパックしてくれた。無論夜食用である。ありがたく持って帰った。

その店の雲呑は他の店とはちょっと香辛料の使い方が独特であると思った。蝦ワンタンなのだが超いけてる味である。またこよう。五龍粥麺世家(湾仔駅A3、横断歩道を渡りJonston St. を右へ、3本目くらいのLee Tung Street利東街を左折、しばらく行くと右手にある。黄色の看板が大きく道にせりだしているので上を向いて探そう)

再び満福楼-New World HotelのDynasty(満福楼)
あのサンラータンとボウチャイファンが忘れられず、1日目のディナーは迷いもなくここにした。だが残念なことに味は大きく落ちていた。たまたまメインのシェフがお休みだったのか。。
とくにサンラータンに我慢できなかったフローラは5口食べてクレームを出した。さすがに従業員の態度はきちんとしていた。これをとりかえても同じ釜で作っているので味はかわらない。他のスープにするかキャンセルかどちらかとの事。むろん他のスープには興味がない。ここの店のこのスープが好物だったのだ。キャンセルの指示をし、伝票からフローラのサンラータンは消えた。次回はぞんざーさんのレポートを待つこととしよう。彼の舌でこの店の味を確かめてもらうこととした。

半年前に食べたここのサンラータン

移り変わる対岸の景色
今回は対岸のコンヴェンション&エキシビジョンセンターのちょうど前あたりの部屋となった。眺めも無論文句無しだ。
セントラルのスターフェリー乗り場すぐ脇にとてつもないでかいビルが建設中である。うっ。あのでかいビルは前回に来たときになかったと記憶する。半年とたっていないのに常に移り変る香港である。

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