クラスで使ったフラワーリスト
花の扱い 水揚と管理の基本知識
よい花は花だけでなく葉の色も濃く茎もしっかりとしています。長持ちする花は鮮度も大事ですので花屋さんによく伺って新鮮な花を購入しましょう。もしそのお店のお勧めが短期間で終わってしまったなら遠慮なくご報告を。お店の方は消費者のご意見をお待ちしています。もし聞く姿勢が無ければその店から買わなければよいだけです。
同じ花でもお値段高めの花は生産の段階で理由があり、往々にして長持ちです。MPSのマークも目印になります。
バラ 'ラベンダーヘイズ' 葉が大きく艶やか
花瓶とハサミ
花瓶は花を入れる前に清潔かどうか確認。花瓶とハサミは漂白剤と中性洗剤で洗い清潔を保ちましょう。
適切な水揚とケア
花の茎を斜めにカットし水につかる部分の葉を整理。水中のバクテリアの発生を少しでも軽減するためです。
*水あがりが遅い植物は花にあった水揚げ方法で。
*葉が多すぎる場合や蕾が付きすぎている時は、水も栄養も分散されてしまいますので整理。
花瓶を綺麗に洗い花の茎を少しカット。古い切り口をリフレッシュする事により水を吸いやすくなります。
枯れてしまった花や葉は随時処分
・フラワーフードは切り花に必要な栄養が入っています。もしお花屋さんで頂けたら利用しましょう。
・直接風の当たる所、直射日光は避けて置きましょう。
・果物とは別に 果物のエチレンガスにより花の開花が促進されてしまいます。花と果物は別々に。
・アンスリュームと蘭の花は低温を避け15度以上で管理。
・水仙は一日だけ別の容器で水揚げ。ネバネバが取れてから他の花と一緒にアレンジしましょう。
・ガーベラの水は5cmまでの浅水。暗く低温でじっくり水揚げ。花びらの反り返りの多くは急な環境変化(急速な水揚げ、温度差)バクテリアの問題がない場合、花びらの反り返りは2-3日後には戻ります。