2012年3月のコラム
(イギリスの)母の日が終われば、次はお待ちかねイースターです。イースターは諸外国の方にとっては春の季節の嬉しい休日です。この期間中はいろいろとイベントがあるようですよ。YouTubeなどでちょっと楽しいイースターどこかで見つけてみて下さい!写真はネスト(鳥の巣)をイメージした春のブーケです。フレームに卵と水仙でイースターのブーケを作ってみました。
レギュラークラス体験教室 : 4月14日土曜日レギュラークラス体験1名様受付いたします。楽しいデザインをしながらフラワーアレンジメントのABCを学んでください。
毎年イースターと関係しているため移動祝日何です。今年は3月18日(日曜日)。イギリスの母の日の事まとめておきました。
香る花を集めてコンパクトにまとめるのがタジマジブーケと呼ばれるものです。香りますのでノーズゲイとも呼ばれます。 シェイクスピアの時代(1564-1616)、イギリスではエリザベス一世(1558-1603在位)の黄金期にあり、めずらしい植物が世界中からもたらされていました。貴婦人たちはその植物を小さく片手で持てるサイズにまとめ持ち歩いていました。当時はお風呂の習慣がなく匂い消しの役目でもあったようです。"Tuzzy"は古典英語で花の飾り結びを意味するものです。昔は花と葉だけのシンプルなブーケでしたが、後にレースを充てたり、銀のホルダーを用いたりし、ファッショナブルなリバイバルがありました。 春先は香る小さな花がもっとも多い季節ですので、庭先のローズマリーやセージなとあわせて優しい香りのブーケを作ってみてはいかがでしょう?
先月から引き続き、日本語での解説作業をしています。古代は花のガーランドが主体であったこと、リースに使われる植物に意味があったこと、香りを楽しみながら花でメッセージのやり取りなど、またイギリス皇室の結婚式のブーケがその時代のトレンドとなった事など、私にも楽しい内容です。ブログでの解説、ちょっと長文ですがお時間のある時に目を通してみて下さい。
シェイクスピアとお花との関係の訳を付けているうちにタジマジブーケを作ってみたくなりました。花言葉と香る花で作られるミステリアスでメッセージを運ぶブーケ。市場で花のパッケージに顔をうずめ、香りを確かめながら選んできました!Mar14
東北の震災から丁度一年。イギリスの先生からも心温まるメッセージが届きました。鎮魂の想い届きますように。
Mar 11