もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集
6月の花展へお越しの皆さま、暖かいご支援本当にありがとうございました。作品の写真をアップしております。なんとなく気が抜けてしまい先月のコラムもお休みしてしまいましたが、また今月から始めたいと思います。
ロンドンオリンピック
選手の入場行進の時にアナウンサーによる国の解説がありましたが、なかなか楽しく拝聴。国旗を体に巻きつけてのウィニングランは40年前のウガンダの選手によるものなんて存じませんでした。ウズベキスタンなど花の原産地など紹介されると頭の中で世界地図がよぎります。私の気持ちもすっかりロンドンでした!
トンボ
7月3週目の週末は湿度は高いものの、気温が低く過ごしやすい日が続いています。早朝クレマチスの手入れ中トンボを2匹見つけました。近距離でごそごそしていたのにちっとも動じずです。トンボさんちょっと来るのが早いのでは?まだセミの声も聞いていないですよ!
今年の珍客
毎朝庭の植物に水やりと草むしりなどの作業で外に出ています。かなりワイルドになっていますので、アリさんやバッタなどが私の体について一緒に家に入ることは日常茶飯事。しかし今回は参りました。なんか足元がモソモソ、ふっと見るとかなり成長している幼虫。こんなお客様は初めてです。しかもしっかりとしがみついていて取れてくれない!時間をかけて手に乗ってもらうとトクトクと鼓動を指先で感じました。怪我がなくてよかったと思い、彼女のお気に入りの場所クチナシの葉(ほぼ丸坊主)に戻してあげました。
茎の綺麗な線を強調するアレンジメントです。曲がった枝とまっすぐな茎、大きな塊の花と空間などの対比を楽しむアレンジメントです。コントラストを利用すると作りやすいのですが、器の形、花のボリューム、ビジュアルバランスなどトータルに点検しなければなりません。左の作品は高く伸びた線に対して、下中心部の面の部分にある花のボリュームも足りずなんとなく細いアレンジメントとなってしまっています。中央の作品はヘリコニアの花が大きすぎでベースとのバランスが崩れています。右は中央の作品のベースにアンスリュームの葉を添えて作り替えたものです。写真はすべてを伝えてくれますね。いつも写真を眺めては反省です。
フローラルフォームは器の水の中に静かに入れて下さい。押しつけてしまうとフォームの表面だけが水を吸い、中に含まれている空気の逃げ道がなくなってしまいます。この事を和製英語でエアーブロックといいますが、中心に水を含んでいないフォームに花を挿してもすぐに枯れてしまうだけです。もし万が一フォームを持っても軽い場合は水の中でフォームの上部に小さな穴をあけると空気が抜けてきます。少し古くなり水の給水が悪くなったフォームでもお試しください。