もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集
リースは始まりと終わりを作らないサークル状のアレンジメントです。人のライルサイクルに重ねられ葬儀に用いられる代表的なフラワーデザインです。固い花のつぼみ、中くらいに開いた花、大きく開いた花、そして枯れた植物や種で人の一生を示します。リースの形は中心にクリアな穴がある事、アウトラインは葉、花、リボン等でクリアできっちりとした縁取りを保ち、トップの花に向かって緩やかなドームを保つ事です。リースには花のあしらい方によって呼び方があります。花をまんべんなく散らしてアレンジメントするスタイルのLoose
wreath, ベースにをもう一つフォームを高くセットして花をあしらうのがBased wreath,
花をグループにして一定のリズムを保ちアレンジするパターンを Grouped またはSectioned.
11月のレッスンで練習したルーズタイプは形を均等に保たなければならないため3つの中では最も難しいリースだと思います。
11月のクラスでは皆さんに全く違う器、資材を用意しそれぞれに縦のアレンジメントを作成していただきました。好みの資材を集め楽しそうなひと時でした。シンプルに花を上向きに縦に入れるだけのアレンジメントのため作業自体は簡単です。だからこそ同じものではなく自分らしさを入れたデザインが必要です。 どこから見ても楽しめ、器とデザインの調和、丁度よい高さのバランス、資材のボリュームなどチェックポイントがありました。
フローリストにとっては大きな花束を作る事はマストです。今回はイギリスでよく用いられる花束を作りましたが、基本は同じです。手が小さいからハンディなどとは言ってられません。綺麗に組む練習をして下さい。尚花選びは非常に重要です。今回は2人とも一本だけ目につく花がありました。写真を見ればもうお分かりですね?
FDB ヨーロッパクラス 2014年
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