もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集
フローラルトピアリーを作りました。トピアリーとは庭木を立体に人工的な幾何学模様や球体、動物の形など刈り込まれた植木のスタイルで、16世紀以降にフランスやイギリスの貴族の庭園で流行ったものです。
アレンジメントの作品では目に留まる花、空間や渋い色合いなどで、やや埋もれている部分も生まれます。すべての部分が強調されていては見る人も疲れてしまいます。強い所と弱い所、適度なメリハリのあるアレンジメントは楽しいですね。今月は沢山の種類の花を用意してみました。どの花をメインにするかはデザイナー次第!それぞれオリジナリティあるトピアリーができました!
レッスンで使う花材はなるべくしっかりとして長持ちするお花を考えています。家で練習する方もいらっしゃいます、ご自宅で飾るにしても自分の作った作品を長く楽しめると嬉しいものですね。夏の時期の花選びはやはり南国生まれの高温に強い花がお勧めです。ユリやアンスリューム、葉なども同様にクッカバラやモンステラなどお勧めです。これからは国産のレザーファンリーフもとても美しくよいですよ。できるだけ日本のお花を使うようにしています。移動の距離が少なければ傷みも最小限!切り取られてから最短で水揚げできればベストだと考えています。