もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集
「調和」をテーマにレッンの時間内で各々のデザインをプランして作成しました。 調和のとれたアレンジメントとは飾る場所の空間、器、花の配置、色とすべてに関係し、それらがうまく混ざりあい、人が心地よいと感じるデザインだと思います。今まで学んできた様々な事を思い出し、自分の中で調和を考えてください。
先月のラフィアの器は使いやすく皆さんにも好評でしたので、もう一度利用する事にしました。 そして資材は薄くスライスした貝殻。何の貝かはわかりませんが、ピーチ、オレンジ、ライムグリーン、ブルーなど様々な色があります。ラフィアやボタン、ビーズも用意していました。生徒のみなさんは貝殻、先生はラフィアを加え、植物だけでなく資材も取り入れたデザインにしました。出来上がったアレンジメントは資材だけが飛び出す事はなく、花との調和が保たれ皆さんとても上手く使えていたと思います。
レッスンでは毎回写真を撮るようにしています。写真は真実を余すことなく正直に伝えてきます。写真で調和がとれていると感じたらOKではないでしょうか。
それにしても継続して学ぶということは大切ですね。 10月28日からまたイギリスの母校 フラワーデザイン・オブ・ブリテンのレッスンがありますので、参加して新たな事を学んで来ようと思っています。 自分自身でいろいろ経験しこれからも楽しいフラワーアレンジメントを生徒のみなさんに伝授してゆきたいと思います。
6月のアレンジメント
イギリスの学校では花の数を奇数で使うのが望ましいと、私の師匠であるHughes氏に常に教えられてきました。私が選んだ器はチーズケーキが入っていた丸い形。軽く仕上げたかったのと、器が小さかったため、メインの花をあえて6本でアレンジメントしてみました。空間を繋ぐ花や葉がとても小さなものばかりでしたので、軽さを求めた結果です。写真を撮るとなんとなく間が空き、軽さは出ましたが、物足りないんです。やはり1本加えていつものスタイル。華やかさが増したような気がします。みなさんはいかがお感じですか?
可愛いバラが目に留まりました。名前は
'アプリコットファンデーション' ポテッとしてイングリッシュローズのような容姿。開きすぎずそのままの姿で1週間。
季節のものとして'源平シモツケ' 赤と白の花が同時につくタイプです。春先に咲くコデマリを思い出しましたが、やっぱり同じバラ科。
'カンパニュラ' 上向きにベル状の花をつけます。手触りがカラカラサクサク。夏の花ですね。暑い時期には夏の花。やはり季節のお花は長持ちします。 ただし花瓶はいつもきれいに。
6月のフラワーリスト
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