もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集
Form Linear, Formal Linieare,
Formal-linearとも。面と線を強調するデザイン。対比のデザインとなり、各々のマテリアルの特徴がくっきりと生かされるようにアレンジします。活け花からインスパイヤーされ欧米で流行したデザイン。コンテンポラリーの走りだと思います。奥が深いデザインですので、レッスンで対比の仕方、重心のあり方、パターンなど数回に分け勉強して行きましょう。植物の花の形、自然界での成長の仕方、触感、色などについて学んできましたが、それらは今回のレッスンにもすべて関係してきます。過去のレッスンを見ながらリビューをしておいてください。毎月の作品の写真とコラム大いに役立ててください。
9月の作品
2016年コラムインデックス
参考までに2010年と2012年のフォーマルリニアの作品
真夏の時期、庭のパセリが丸坊主となっていました。アゲハ蝶の幼虫が6匹もおり豪快に食べていました。食欲はとても旺盛で明らかにパセリは不足。2回もホームセンターへ彼らの食糧を買いに行ってしまったくらいです。丸々と大きくなった幼虫は毎日1匹、2匹と姿がなくなり、最後の一匹も卒業。どうやら無事に蛹になったようです。それから約10日、偶然にも孵化したばかりの美しい蝶が植物の枝の間からちょうど飛び立つのを見る事ができました。夫婦でパセリを探した甲斐がありました。こんな小さな出来事でしたがなんとも幸せです。
突然涼しくなってしまいましたが、パッションフルーツの所に下がオレンジのくっきりとした模様の蝶を発見。できるだけ長く我が家の庭に滞在してもらいたいと思った瞬間でもあります。Oct
10
年々残暑が長引くため、お彼岸を過ぎた週にレッスンのスケジュールを組みましたが、台風の影響で気温も湿度も高い日々。一時よりも落ち着いたとは言え花にとってもつらい時期ですね。今月は個性的な植物を集めました。フウセントウワタ、スパイラルバンブーは品質もよく重宝いたしました。反対に難しかったのはセロシアでした。この花は気温が高いと茎が溶けてしまいます。前日に水につかっていた部分をすべて切り落として使用していました。種の部分は取り除かなければボロボロとエンドレスに床に散らばり、掃除もエンドレス!気温が低いと抜群に長持ちするよい花です。短く使う方法などレッスンでご紹介しました。
今月のフラワーリスト
私の母校です。イギリスでフローリストを育成する専門のフラワースクールです。
今年のヨーロッパクラスはとてもよい先生を2人もお招きしています。経験豊かな先生たちからのアドバイスはいつも宝です。コラムを読んでくさっている方、ぜひお出かけ下さい。 10月28-31日
生徒枠に欠員が出ておりますのでレッスンご希望の方はご連絡ください。
どのレベルの方でもお気軽に。info@act-flower.com