もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集 フラワーアレンジメント教室
<リース> 永遠で終わりがない事を意味する事から葉は常に同じ方向に向かって挿します。
ベースの種類はフォームの利用が簡単ですが、水を含むため重さが出ます。キャンドルと合わせてアドヴェントのテーブルに置くタイプがポピュラー。 他には藁、モス、ワイヤーベースなどヨーロッパでは様々。ワイヤーベースはグリーンがドライになるにつれ軽くなりますので、壁掛けやドアにかけるタイプのクリスマスリースに。天井からつるすリースはリボンを垂らしたり、試験管などを用い下まで花を入れる事ができデザイン性が高まります。
リース作りのポイントはある程度の整った形を保つ事です。特に中心部は埋もれてしまわないように!
<センターピース> テーブルの中央部に置くのでセンターピースと呼ばれます。細長いテーブルには細長くデザインするとバランスが取れます。
<テーブルランナー> テーブルの端から垂れ下がるようにデザインします。テーブルの中央部を端から端まで植物で埋め尽くしますので、このデザインはかなり豪華になります。
<ツリー/トピアリー>
置き場所によりサイズ調整をすれば万能です。玄関にツインで置くとお洒落!
<コラム/ピラー> 床置きタイプの大きな物で、柱の円柱、四角柱がベースの形です。
<ガーランド> ガーランドフォームやロープなどに葉を巻き付け長く組み上げ、部屋の柱、エントランスの天井、階段の手摺などに飾るものです。クリスマスだけはなくウェディングには頻繁にお目見えするアイテム。
<スワッグ> ドアや壁には垂直方向、玄関ドアの上部には水平方向に飾るデザイン。
生花やドライどちらでも構いませんが吊るしの仕組み部分に建造物を傷つけないような配慮を。
<オベリスク> ピラーの先端をピラミッドのように尖らせた形です。かなり昔からあるクラシックなタイプで教会の入り口などにペアで用いられます。迫力もあり神秘的。
12月のレッスン
ナチュラルな木の実をそのまま使うもよし、ゴールドやシルバーに塗られた木の実、クリスマスボールやキラキラと光るビーズやボタンなどなんでもオーナメントとして利用できます。ニットで編んだ靴下やフエルトで切り抜いた★なども可愛いです。コルクでできた星も昨年は大活躍、クッキーを焼いても楽しいですね。赤のフラットワイヤーやシルバーとゴールドのブリオンワイヤー、ちょっと手を加えたオルネフラワーなどもアレンジに添えると素敵です。そして忘れてはならないのがキャンドルです。先が細くなっているテーパード、上から下まで円柱が同じサイズのサイズがのピラー、太くて丸いのですが先端で急に先が絞られているチャペルなど色も形も様々。詳細はブログにてご紹介。
こんな時期にハイドランジアと思われるかもしれませんが、秋色紫陽花と言われ、中心部の花はすでに落ちていて、周りにあるグリーンの顎の部分を長く楽しむ事ができます。深い色が多い季節ですので少し明るい色でコントラストをと思い購入しました。きれいなドライにもなります。2月まで持つかな....
真ん中はエリカまたはヒース。ワックスフラワーがなかったので、初めて使いました。色落ちせずこのままドライになります。冬の時期どちらかのお庭で見たような気もします。右はアセビ。隣のエリカと同じツツジ科の植物です。上の写真はまだコンティション中。しっかりと水が上がると長く持ちます。
ユーカリエクソティカ (Eucalyptus exotica berry)
先端が尖っている蕾です。コンディションがよかったと見えて数日後白い花を付けていました。入荷するユーカリの実は花の蕾です。今回は種類の違うユーカリを4つ。すっきりとしたアロマが元気を分けてくれます。他にはポポラス、グロボラス、国産は’銀世界' こちらは極めて良質。
フラワーリスト
クリスマスのアレンジメント講習会
同じ資材を使っていても作り手それぞれの個性が見られ、大変楽しいセッションでした。アレンジメントの要はすべてお伝えしましたので、ぜひお花を日常的に楽しんで下さい。ありがとうございました。
作っているものはミニサイズですが、技術はプロレベル。ワールドスタンダードにつなげられるように基本から丁寧にレッスンしています。初めてでも大丈夫。お花が好きな方は大歓迎です!
スクール詳細
問い合わせ info@act-flower.com 日高ちひろ