February 2008
My coloumn

自分のために花一本
先月のクラスの時、あまりにも美しかったので調子にのって購入した花があります。高価でしてもちろん一本だけ。そのお花今でも咲いているのですよ。もうすぐ購入後1か月半です。もうだいぶん茎も切ってしまい短くなってはいますが、こんなにも毎日楽しませてくれるのでしたら決して高い買い物でなかったような気がします。さて、本日は家じゅうの花瓶洗いの日です。ピカピカとなると気分も晴れます。春が待ち遠しいこの頃ですね。Feb 27, 2008


2月のフラワーアレンジメント
レッスンのために買い出しから帰りの車中、ふと横を見るたびに花の香りが漂います。用意した花はチューリップ、カーネーション、ストック、ヒヤシンスなど子供のころから親しんできた花ばかりです。昔は庭から匂ってくる花で季節を感じたものですね。もう少しで暖かくなるとの予報です。やっぱり待ち遠しいものです。

今回は私たちに馴染みある花ばかりを集めてアレンジしてました。特別である必要はなくフラワーデザインする楽しみを皆さんと共有してゆけたらと思います。




テーブルウェア・フェスティバル2008


お誘いがありオープニング前のテーブルウェア・フェスティバル2008へ出かけてきました。素晴らしい食器やグラスの数々。しかしFloraの目に留まるものはやはり植物と空間の使い方でした。コンペティションに出している作品の2/3ぐらいがアーティフィシャル。ちょっとパワーがたりないかな。ほんの少しの生花を置いてみてください。無機質の空間がにわかに活気付いてきます。ちなみにプロのメーカーではほとんどが生花。やはり美のトリックや見せ所を知っているようです。

3日たった今日、未だに覚えているものをセレクトしてみました。
左 "聖なる夜、森の中で” 東京都の鈴木理絵子さんの作品です。モダンな空間の中に森林の香りを楽しめるような緑が印象的でした。4本の木も丁寧な仕上がりでした。
中央 オーストリアウィーンのセッテイングの一つです。アレンジメントをオーソドックスに決め、基本のテーブルセッティングとのバランスが素敵でした。
右 則武のコーナーではとてもユニークなペティートブーケを発見。乾く会場で乾燥につよくカクタス類を使用しています。水はまったくなし。これでしたら食器やクロスを汚す心配がいらないですね。 渋いデザインでしたがチックです。

一方、あるメーカーではフラワーデザイナーが未経験かなと思うくらいへたくそなコーナーがありました。ガラスに投げ入れされた大きなガーベラの水が完全に落ちていました。まだ一般公開前なのに?? また食器には一本のバラというタイトルが付いているのにもかかわらず、たくさんの短いバラの集まり。長くて大きなバラ一本でメッセージが伝ったのにといろいろと思いを巡らせてきました。テーブルコーディネーション、本当に素敵で無限大です。でもフラワーアレンジメントの心得を少しだけ備えているともっと美しくなりますよ。特にミニマルなデザインはどんな場面でも重宝なワザです!



1月のワークショップから


スネーキーなデザインです。
小さな花をいろいろ使うとても楽しいアレンジメントです。こんなのもモダンなテーブルによいと思います。

3月22日土曜日 11:00 - 20:00
FDB Workshopにて公開レッスンをいたします。
参加者募集中(プロもしくは経験者のみ)




バレンタイン・デー
日本でチョコレート合戦となるこの日、ロンドンでは赤いバラの花束が街に溢れます。特に男性にはビックチャンスのようで、花を注文し、レストランを予約し完璧なおしゃれ姿で女性と待ち合わせるのです。ハロッズの前あたりに花束片手にさっそうと歩く姿、とっても素敵に映ります。この習慣日本にもあったらよいですね。

仙台花屋はなはなと花屋仲間たちのプロモーションです。
想っている人に花を贈りましょう。

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