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欧米の結婚式の写真を見ると、たいてい花嫁の周りには同じ色のドレスを着た女性たち、花婿の廻りにはタキシードで身を固めた男性たちがいます。また花の飾りを付けた可愛い女の子たちや花婿と同じようなタキシードでドレスアップした男の子もいます。諸外国のウェディングセレモニーは花嫁と花婿だけでなく沢山の人たちが参列します。どのポジションも式を盛り上げる重要なお役目があります。
花嫁の親しい友人や親せきの女性たちです。綺麗に着飾った女性たちは花嫁を囲み、場の雰囲気を華やかにしてくれます。ブライズメイドたちは最大12人まで付けることができます。彼女たちも花嫁のアシストとして式やパーティの企画から様々な仕事に携わります。
ブライズメイドの中ではもっとも重要なポジションで、ブライズメイドのまとめ役として活躍します。また式当日、花嫁の直接のアシストもメイド・オブ・オーナーの役割です。ドレス選びからフィッティング、結婚直前の女性だけのヘン・パーティー/バッチェロレット パーティの企画、そして結婚式当日は2人の承認としてのサインや乾杯の音頭。責任のある仕事の内容のため栄誉あるポジションと呼ばれます。お仕事の詳細
イギリスではアッシャーと呼ばれ、アメリカではグルームズメンとなります。花婿と親しい友人たちのグループで、やはり12人まで付けられます。役割はブライズメイドと同じですが、式場ではお客様たちをお席まで案内するという特別な役目もあります。尚、もし花婿が軍の仕事に携わっている場合はスオーズメン swordsmen となり、式の最後にサーベルでアーチを作り教会から出てきた2人の門出を祝福する習慣となっています。
アッシャーの中でのリーダー。メイド・オブ・オーナーと同じポジションで、花婿のアシストをします。特に彼の大事な仕事はスタッグナイト/バッチェラー パーティと呼ばれる、結婚式前夜の花婿を囲んで、男性のみのでの大パーティーです。花婿にとっては独身最後の日とばかりにおおはしゃぎの夜となります。詳細
3歳から8歳くらいまでの女の子たち。たいていは2人。花嫁入場の際には先頭に立ち、ヴァージンロードのに花弁を撒くのがお仕事です。子供たちの花飾りは重要で、ヘッドドレスとフラワーバスケットはお約束のアイテムです。古代エジプトの習慣だったようですがイギリスにもわたり現在の形となりました。 お写真とお仕事
イギリスではページボーイ、アメリカではリングベアラーと呼ばれます。よりトラディショナルなイギリスの結婚式では7歳くらいまでの盛装をした男の子のポジションンで、白いクッションを抱えてフラワーガールとともに入場です。このクッションはリングピローと呼ばれ、レースや花飾りをほどこしたアイコニックなウエディングアイテムです。クッションにはもちろん2人のための指輪が付けられています。ページボーイがいない場合はメイド・オブ・オーナーかアッシャーが彼らの代りに指輪を預かります。ページボーイが花嫁の後ろについている場合は花嫁のドレスのトレーンを持つ事がお仕事となります。 ページボーイとは中世の頃、騎士に使える事のできる名門出身の男の子たちだったのです。詳細
Aug 2011