もっと素敵にフラワーアレンジメント 毎月のフラワーデザイン集
小さな器にコントラスト、一見だれでもできそうなアレンジメントなのですが、これがなかなか難しいんです。面積が小さいからこそ工夫が必要です。反対色を用たり、植物の大きさを変えたり、置き方をグループにしたりと。生徒さんたちもアレンジメントのスケッチから開始。色の明度の違いも頭に入れておかなければなりません。今回の私の作品、水色が飛び出してきてしまいアンバランスに。
アレンジメントはプライマリーの花から始まりサポートする花や植物で構成。プライマリーとセカンダリーの扱いも基本です。美しいアレンジメントにはいつのまにかその序列ができているはずです。 7月のアレンジメント
先月のコラムで書きましたが、花の数、実は気になって仕方がないのです。今回のアレンジメントも4つ。気持ちがおちつかないのですが、アレンジメントの中で何らかの役割をになっていればよしとのアバウトな結論。
シサル麻とスケルトンリーフをキッチンボールに貼りました。シサル麻は色も豊富、自分で厚みをコントロールできるのでいかようにも使えるすぐれ物です。夏ですので軽くカバーしてベースのステンレスが透けてみえる程度につけています。
私の母校です。イギリスでフローリストを育成する専門のフラワースクールです。
今年のロンドンでのヨーロッパクラスはとてもよい先生を2人もお招きしています。経験豊かな先生たちからのアドバイスはいつも宝です。コラムを読んでくさっている方、ぜひお出かけ下さい。 10月28-31日
植物や花の業界のニュースなどなんでもその日のお気に入りをどんどんリツイットしています。珍しいオーストラリアの植物も毎日見つけていますよ。最近は青い花のテーマで世界中からの投稿を楽しみました。皆さんもご一緒に! https://twitter.com/fdbflower
ルリタマアザミ Globe
thistle 文字通り'丸いトゲトゲ'で覚えましょう!一枝に様々な大きさがついているためとても重宝します。水が上がれば長持ちというキク科特有の性質も見逃せません。
バラ 'ゴールドラッシュ'
面積の少ないアレンジメントではバラが開きすぎては困ります。ガクが下がっていないのはまだ若く開きませんので購入。残念ながら輸送の道中蒸れが発生したのだと思います。花びらにダメージが現れました。
先生の備忘録としてですが、アルケミラはデリケートでオアシスには向かない感じです。ピンクのカワラナデシコはとても可愛いのですが開花の時期がずれ、後からの花は白い色しかでませんでした。毎日終わった花の処理も手間がかかります。ダイアンサス
'テラコッタ' フシからポキポキ。水揚げも悪くレッスンには間に合わず。
7月のフラワーリスト